「ということで、shine of memories通称ｓｏｍの主要キャラに集まってもらいましたー！」
「集まっちゃいましたー」
「集められました・・・って、２人とも誰？」
「何言ってるの、シャイン。君達の性格（中身）を作った碧依と」
「君達の顔（外見）を作った銀ですね」

「（この２人が作者なのか・・・）で、何で今回はこんな形になっているんだ？」
「小説のネタがなくなったとか」
「・・・フェイト〜、そんな冗談面白くないよ〜」
「あの・・・目が笑ってないし・・・ちょっと・・・苦しい・・・」
「最近チャットしたから何となく、だそうです」
「解説ありがとうです。で、本題なのですが」

『秋といえば？』

「じゃ、主要キャラ同士で話しててね」
「ではではー。グッドラック」
「えっ！？ちょっと！？」
「行っちゃったな・・・」

作者２人の背中を眺めるシャインとフェイト。

「いろいろ忙しいんだーって言ってたけど」
「私達だけで進めましょうよ」
「テリアにブリーズ・・・主要キャラ集合っていうけど、何であの人がいるんだ？主要か？」

視線の先には優雅に紅茶を飲むクラウザの姿。

「銀さんいわく、この場の監督ってことみたい」
「監督って・・・オレらを信用してないのか？」
「あれ？ウェイス、いたんだ」
「『いたんだ』って・・・なんか冷たいなシャイン」
「お前が写真販売なんてするから悪いんだ」
「まだ根に持ってるのか？」

と、シャインと一緒にいる３人に気づく。

「あ、どうも初めましてお三方。シャインの親友、ウェイスです」
「どうもー。ね、写真販売って・・何？」
「そうだ、皆さんもいかがですか？シャインの写真。おすすめはコレ」
「あ！お前こんなのどこで撮ったんだよ！」
「オレをなめちゃいけないよー」
「う〜ん、シャインに対してこれがあれば便利かも。あたしもらおうかな♪」
「じゃオレも」

シャインの顔を見つめ、何か企んでいそうな笑顔を見せる。

「あのなー・・・」
「何？どんな写真？」

と、ウェイスの後ろからエリエが顔を出す。

「エリエ！いいから・・・ほらウェイス、写真しまえよ！」

ピキーン！
何やらテリアの目が光る。

「あなたもシャインの親友さんですか？」
「は、はい。初めまして、エリエ・イミトスといいます」

それに対して答えるテリア。

「（なるほど、シャインもなかなかやるわね）」
「とにかく話し合いませんか？・・・えっと“秋といえば”を」
「そうですよ。“秋といえば”・・・テリアさんは何だと思いますか？」
「そうね、あたしはコスモス、かな。秋桜って書くし。そういうブリーズは？」
「私は・・・芸術の秋になるのかな。秋の風景は昼夜、どちらもすてきだし」
「はーい！オレはスポーツの秋！剣術だけじゃなくて、どのスポーツもうまいぜ」
「（ヒソヒソ）また自称じゃないの？」
「（ヒソヒソ）可能性はあるな」

フェイトに背を向け、ヒソヒソと話すシャインとテリア。

「スポーツの中では何が得意ですか？」
「よく聞いてくれたブリーズ！そうだな・・・剣道はもちろんだけど、球技かな。 サッカーとか。フェイトはどうだ？」
「オレもスポーツの秋かな。食欲の秋も捨てがたいけど・・・」
「お前料理できないしなー」
「それは別に関係ないだろ！？じゃあシャインは何なんだよ」
「俺は読書の秋だな」
「あ、私も」
「あー、２人して読書か。熱い熱い」

からかうウェイスに、シャインとエリエは顔を赤くする

「あ、何だ？もしかして・・・」
「何だよ！？・・・って、何で逃げる！？」

逃げるウェイスとフェイトを全力で追いかけるシャイン。

「・・・行っちゃいましたねー」
「・・・２人があんなこと言うから・・・」

顔を赤くしたままのエリエがボソッと独り言を言う。

「ま、オチができたんじゃないの？」
「終わったー？」
「あれ？男３人がいないけど・・・」
「あの３人のことだから、いろいろあったんじゃないの？ 」

“こくん”（同時にうなずく女３人組）

「一息ついたみたいだから、これでお開きかな？」
「終わりですかね」
「ちなみに、碧依の“秋といえば”は月見です。満月（というか月）大好き。あとは読書かな」
「銀は・・・まぁ涼しくなりますわね・・・。いつも夜歩きしてますから・・・やっぱり秋は月と夜空のコントラストが好きですね」
「３人は・・・あ、帰ってきたね」
「では・・・」

『som主要キャラによる“秋といえば”でした！』